秋月亮輔の言葉

詩をつらつら綴ります。お仕事の依頼はakizuki.ryosuke@gmail.comまで

果て無き孤独も愛も

今日も明日も同じだってそれくらい解っているよ
何もいらないと吐き捨てたあの日々も 今じゃ愛の言葉に変えて
もう大人だから いつもありきたりなシナリオ通りに
台詞が風に揺れて 僕は君の手を離した

眩しく見えた日々も色褪せて だけど自分の空があると君は言うね
君のまなざしのなかに溶けて どこかで聞いたようなアイツみたいに
「ありふれた毎日」とつぶやく僕は 虚しさだけ抱えて
「それでいいのよ」と笑う君に うずくまり抱かれて知った

溶け合うように点が線を結んだあの瞬間僕らは恋に落ちた
きっと塞がらない想いを奪い合いながらいつまでも強くなきゃって
笑う君はさまよい迷いそれでも僕の腕の中で愛された

ただ真っ直ぐに続く道を歩き続けてくしかないんだね
ふと溢れた寂しさもため息も未来さえも見えない様に
「どこまでいっても孤独」と溢す君は 綺麗で悲しいね
「誰も同じさ」とこぼす僕は 君を抱き寄せて泣いた

映画のように光差し込みすれ違いながら僕らは恋に落ちた
きっと交わらない想いを探り合いながらいつまでも強くなきゃって
愛すことはどこまでも遠くそれでも君の胸の中で愛された

正解も無い間違いも無い言い訳も無い慰みも無い
余白だけが残って少しだけ戸惑いを残して
また明日がやってくる だから僕らは

溶け合うように点が線を結んだあの瞬間僕らは恋に落ちた
きっと塞がらない想いを奪い合いながらいつまでも強くなきゃって
笑う君はさまよい迷いそれでも僕の腕の中で愛された

映画のように光差し込みすれ違いながら僕らは恋に落ちた
きっと交わらない想いを探り合いながらいつまでも強くなきゃって
愛すことはどこまでも遠くそれでも君の胸の中で愛された

きっと僕らなら果ての無い孤独も愛せるよね